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第47回衆議院議員選挙


平成26年12月8日赤羽駅頭活動 青木愛発言要旨

 原発のごみ処理に関わる研究開発、科学技術、この推進の予算化に力を尽くしてまいりました。原発のごみ処理に10万年、20万年かかる無毒化。これを100年、200年、数百年単位に短縮できる技術・研究開発がこの日本でようやく予算がつき、大きな前進をいたしました。
 茨城県東海村、加速器を使った中性子による核変換技術です。もんじゅより安全だと言われています。大きな前進だと思っています。こうした原発のごみ処理、世界が期待をする日本の科学技術です。そして再生可能エネルギーの推進はもちろんのことですが、双方向からのさらなる推進で、いずれは原発に頼らないエネルギー政策の実現に向け、これからも努力をさせていただきます。

 今日新聞に青色(発光)ダイオードの発見で、研究者の方々の記事が載っていました。これは、省エネ、温暖化、そして世界各地のまだまだ発展途上の世界の皆さま方の生活の向上にも役立つということで、世界から大変高い評価を得ている本当に大きな発見でした。
 医療の分野では、山中伸弥研究者のIPS細胞の発見をはじめ、目覚しい進歩が今、遂げられています。農業の技術、あるいは中国のPM2.5に対応する技術、さまざまな分野でこの日本が世界に貢献できる最先端の研究開発、科学技術がございます。
 私はこうした研究開発で、世界に対し平和的な国際貢献の道を開くべきだと考えます。それこそが日本が世界に求められているものだと確信をするからでます。集団的自衛権、軍事力の強化、今の日本に本当に求められているでしょうか? 私は世界に本当に必要とされる、そして信頼される日本に生まれ変わる。再生するためには、こうした研究開発に力を注ぐべきだと考えます。

 そして今の政府の方針、国土強靭化、公共事業に多くの予算が振り向けられていますが、これも途上国の発想であります。今、成熟社会をむかえたこの日本においては、人にこそ光を当てるべきです。子育ての環境整備、教育の無償化、高齢者の皆さま、障害・難病を抱えていらっしゃる方々、そしてそのご家族への手当て、一人一人が安全で、安心して日々の暮らしを送れる。そのために政治があると思います。

 この選挙戦は、生活の党からの立候補ですが、民主党や社民党や新社会党や連合東京さん、また各種団体の皆さま方の応援をいただき、一致結束をしてこの選挙戦に臨んでおります。いずれは、もう一度、政権交代を実現して、今のような国家の力を強める政治からこの国に住む、生きる生活をしている国民のための政治へと取り戻してまいりたいと思っています。そのための大きな一歩、前進がこの衆議院選挙、この機会にできたと思っています。

 皆さまの暮らしに直接関わる、もっとも身近で、そして大きな選挙戦の争点、それは消費税の増税。この衆議院選挙で消費税の10%への引き上げが約束されてしまうのです。それが有権者の皆さまにはっきりと伝わっているかどうか、それが心配です。それを食い止める最後のチャンスが、この衆議院選挙。今、10%に引き上げる必要はないのです。まだまだ財源を捻出できる改革、取り組みが残されています。そして4月に引き上がった8%の消費税増税分、全額社会保障に充てると総理は言っていましたが、一部しか充てられていないのです。このように約束ひとつひとつ守られていない中で、なぜこれ以上、国民生活を苦しめるだけの10%への引き上げがこの総選挙で約束されなければならないのか。皆さまにもう一度、この度の衆議院選挙の本当の目的、狙いを再確認していただきたいと思います。




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